漂着木造船に4遺体 救命胴衣にハングル
今月2日、青森県佐井村に漂着した木造船から見つかった4人の遺体はいずれも男性で、救命胴衣などにハングルが書かれていたことがわかった。
4人の遺体が見つかったのは今月2日、佐井村牛滝に漂着した国籍不明の木造船。青森海上保安部が6日、木造船を引き上げて調査したところ、船内から見つかったもので、その後の調べで4人の遺体はいずれも男性と判明した。また、4人のうち1人が履いていた靴や船内にあった救命胴衣にハングルが書かれていたこともわかった。
佐井村では、10月にも船体にハングルが書かれた木造船が見つかり、近くで男性1人の遺体が見つかっている。
青森海上保安部では今回の木造船も朝鮮半島から漂着したものと見て、国籍や流れ着いた原因などを調べている。