重さ1トン 特設コースで「大俵ころがし」
直径2.5メートル、重さが1トンもある大きな俵を転がしてタイムを争う「大俵ころがし」が今月23日、熊本県玉名市で行われ、街中に造られた特設コースで体力とチームワークを競った。
江戸時代にコメの集積地として栄えた玉名市では、坂道で米俵を転がして船に積み込んでいだことから「大俵ころがし」が始まった。
大会は今年で19回目を迎え、玉名市役所横の道路の特設コースを舞台に、大俵を引きながら1往復約250メートルを一気に駆け抜け、その時間を競う。
最大の難所はスタート直後とゴール直前の直角に曲がる「魔のカーブ」。うまく曲がるにはチームワークが重要だ。
優勝したのは地元の玉名消防署チームで、2位のチームに15秒差をつける圧勝だった。