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重さ1トン 特設コースで「大俵ころがし」

2015年11月29日 12:16
重さ1トン 特設コースで「大俵ころがし」

 直径2.5メートル、重さが1トンもある大きな俵を転がしてタイムを争う「大俵ころがし」が今月23日、熊本県玉名市で行われ、街中に造られた特設コースで体力とチームワークを競った。

 江戸時代にコメの集積地として栄えた玉名市では、坂道で米俵を転がして船に積み込んでいだことから「大俵ころがし」が始まった。

 大会は今年で19回目を迎え、玉名市役所横の道路の特設コースを舞台に、大俵を引きながら1往復約250メートルを一気に駆け抜け、その時間を競う。

 最大の難所はスタート直後とゴール直前の直角に曲がる「魔のカーブ」。うまく曲がるにはチームワークが重要だ。

 優勝したのは地元の玉名消防署チームで、2位のチームに15秒差をつける圧勝だった。