東京国立博物館でテロ対策訓練
30日、東京・上野の博物館で、民間施設で警備が手薄な「ソフトターゲット」を狙うテロを想定した訓練が行われた。
訓練は、劇場など警備が手薄なソフトターゲットを狙ったパリのテロ事件を受けて、上野の東京国立博物館に「爆弾をしかけた」という、インターネットへの書き込みがあったという想定で行われた。
館内で爆発物を探し、警備員が紙袋を持った不審者を発見、警備犬が取り押さえた。さらに、爆発物処理班が特殊な器具で爆発物を回収した。
警視庁は、来年のサミットや5年後のオリンピックを控え、民間と連携してのテロ対策を強化することにしている。