警視庁、東京・浅草寺でテロ対策訓練
伊勢志摩サミットや東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に、警視庁は6日、観光客が多く集まる東京・浅草の浅草寺でテロ対策訓練を行った。
訓練は、台東区浅草の浅草寺境内でテロリストがサリンをまき散らし、観光客2人が倒れたという想定で行われた。警視庁の機動隊員や浅草寺の警備員らおよそ60人が参加し、観光客を境内の外に速やかに避難誘導した。
警備犬がテロリストを制圧し、爆発物処理班が特殊な機器で爆発物を回収する手順を確認していた。
浅草寺を訪れる外国人観光客は年々増えているということで、警視庁は今後も観光客が多く集まる場所でこうした訓練を実施していきたいとしている。