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成田山新勝寺 初詣に向けて大しめ縄作り

2015年12月1日 14:34
成田山新勝寺 初詣に向けて大しめ縄作り

 千葉県の成田山新勝寺では1日、初詣に向けた大しめ縄作りが行われている。

 毎年、11月上旬から始まる新勝寺の大しめ縄作り。寺の職員らが、周辺の農家から集めて選んだ2500束のワラを使い、「照範(しょうはん)じめ」とよばれる新勝寺独特の技法で編み上げる。

 大しめ縄は、江戸時代に五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い作ったのが始まりとされ、稲穂をつるしたように見えるのが特徴。

 完成すれば長さ6.6メートル、重さは200キロにもなり、年末年始には大本堂の前に飾りつけられ、大勢の参拝者たちを迎える。