「びっくり」ダイオウグソクムシ餌を食べる
三重県の鳥羽水族館で、5年以上もエサを食べずに生き続けたことで話題になった、深海に住む生物・ダイオウグソクムシ。名古屋市の水族館でエサを食べる珍しい瞬間が撮影された。
名古屋市港区の名古屋港水族館で子どもたちにも大人気のダイオウグソクムシ。ダンゴムシやフナムシの仲間で、深海に住み、エサを何年も食べなくても生きていくことができるという不思議な生物だ。三重県の鳥羽水族館には、約5年間エサを食べないダイオウグソクムシがいると話題になった。
名古屋港水族館に先月上旬、新たにダイオウグソクムシ1匹が仲間に加わった。そこで、水族館のスタッフがエサを与えてみることに。果たして食べるのか。
イカをあげてみると、普段ほとんど動かないというダイオウグソクムシがイカに反応し、ひっくり返って食いついた。これには思わず水族館スタッフもびっくりしたという。
飼育員・坂岡賢さん「食べてくれるんじゃないかなと期待を込めてカメラをまわしました。イカが好きなんでしょうかね。むしゃむしゃ食べたので、びっくりした」
この映像は、名古屋港水族館のダイオウグソクムシの水槽前で見ることができるという。