イルカ漁続ける…和歌山の水族館が協会脱退
JAZA(=日本動物園水族館協会)が追い込み漁によるイルカの入手を禁止したことを受けて、和歌山県太地町の水族館がJAZAを脱退していたことが分かった。
和歌山県太地町で行われているイルカの追い込み漁を巡っては、JAZAが今年5月、加盟する水族館に漁によるイルカの入手の禁止を決定していたが、これを受け、和歌山県の「太地町立くじらの博物館」が7日、JAZAから脱退していたことがわかった。
加盟施設の脱退は、JAZAが入手を禁止して以降、初めて。
太地町立くじらの博物館の桐畑哲雄副館長は「今まで通りイルカを入れていきますし、追い込み漁の漁師とも、情報を交換しながら営業を進めていきたい」と話している。
くじらの博物館は、脱退による影響はなく漁によるイルカの入手を続けるとしている。