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山岳博物館のライチョウ2羽が逃げ出す

2016年12月10日 20:52
山岳博物館のライチョウ2羽が逃げ出す

 10日午前、長野県大町市の大町山岳博物館で飼育されているライチョウ2羽が逃げ出した。1羽は見つかったが、もう1羽を捜している。

 10日午前9時半ごろ、大町市にある大町山岳博物館で、オスとメスのライチョウ合わせて2羽が逃げ出した。飼育室の清掃のため部屋を移したところ、窓を開閉するひもを引っ張り、逃げ出したとみられている。

 大町市の職員など約100人態勢で捜し、午後2時すぎ、450メートル離れた道路でオス1羽が見つかった。メスはまだ見つかっていない。

 大町山岳博物館は環境省が今年6月に乗鞍岳で採取した卵12個のうち4個を引き受け、ふ化、飼育していた。逃げ出したライチョウはこのうちの2羽だという。