×

タカタ製エアバッグ 18年末までに中止へ

2015年12月4日 22:21

 タカタ製エアバッグの欠陥問題で国土交通省は、2018年末までにタカタ製エアバッグの使用を段階的に止めるよう、タカタと国内の自動車メーカーなどに指導を行った。

 タカタ製エアバッグを巡っては、今年10月、静岡県でエアバッグの異常破裂とみられる事故で助手席の女性がケガをしたほか、先月には、アメリカの運輸省がタカタに対し、アメリカ国内でのエアバッグの生産と販売を段階的に停止することを求めている。

 これらを受け国土交通省は、来年7月以降に国内で生産する車には、不具合が発生している2種類のタカタ製エアバッグを使用しないよう、タカタと自動車メーカーなどに対し指導した。

 また、不具合が発生していないタカタ製のエアバッグについても、運転席は再来年の2017年までに、助手席は2018年までに使用を停止するよう求めている。