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東北新幹線 パンタグラフ部品が落下、紛失

2015年12月10日 0:12

 東北新幹線で、車両の上についているパンタグラフの部品が落下し、なくなっていたことが分かった。部品は金属製で約5キロあり、JR東日本は部品を探している。

 JR東日本によると9日朝、東北新幹線「はやぶさ102号」でパンタグラフの上に設置されたスリ板という部品が、一部変形しているのが見つかった。このため、ほかのすべての車両を点検したところ、午後2時前、「やまびこ207号」で重さ5キロのスリ板が丸ごと落ちてなくなっているのが分かったという。

 スリ板は架線から電気を集めるための金属製の部品で、JR東日本は捜索を続けるとともに、架線を詳しく点検し、落下の原因を調べることにしている。

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