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拉致問題 飯塚代表「一刻を争う重大問題」

2015年12月12日 18:31
拉致問題 飯塚代表「一刻を争う重大問題」

 12日、北朝鮮による拉致問題ついて考えるシンポジウムや集会が行われた。

 拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表「(拉致被害者は)いつ帰ってくるか分からない状況。まさにこれは一刻を争う、解決しなければいけない重大な問題課題」

 都内で行われたシンポジウムは、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に合わせて、政府が開催したもので、国際社会が連携して、北朝鮮に圧力をかけ続けることの重要性などが話し合われた。

 一方、横浜市で開かれた集会には、横田めぐみさんの両親が出席した。

 横田めぐみさんの母親・横田早紀江さん「どこまで元気でいられるか分かりませんが、できる限りのことをしつくして、終わりが来ればその時だと思っておりますが、せめてその時にみんなが自由を得られるように、元の日本に戻ってこられるように、どうぞみなさん、お力を貸していただけるよう、お願いいたします」

 横田さん夫妻は、改めて拉致された人たちを1日でも早く取り返してほしいと訴えた。