山口組と神戸山口組“事始め” 警察は注視
指定暴力団「山口組」と、分裂してできた「神戸山口組」がそれぞれ、傘下の組長を集めて正月にあたる「事始め」の行事を行った。警察は、今回の参加状況で2つの組の現在の勢力を分析したいと話している。
指定暴力団「山口組」の総本部では、傘下の組長らが続々と集まり、新年の行事「事始め」が行われた。司忍こと篠田建市組長が率いる山口組は、神戸山口組の分裂以降、直系組長の数が20人近く減っていて、会合でも新年の基本方針などが発表され、組織の引き締めが図られたとみられている。
また、神戸山口組でも淡路市の事務所で会合が開かれ、20人の直系組長が参加したとみられている。
警察は、今回の参加状況で2つの組の現在の勢力を分析したいと話している。