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食べ続けて無病息災 伝統行事「おこもり」

2015年12月16日 12:59
食べ続けて無病息災 伝統行事「おこもり」

 青森・佐井村で15日夜、地区の男たちがご飯やすまし汁をいつまでも食べ続けながら大漁と無病息災を祈願するユニークな伝統行事「おこもり」が行われた。

 江戸時代に始まったとされる「おこもり」は、毎年12月15日と年明けの1月15日に地区の牛滝神明宮で行われる。

 15日は、地区の男たち40人が集まり、ご飯や豆腐のすまし汁、たくあんやぜんまいの辛子あえを食べ続けた。

 参加者「おなか一杯です」「あんまり多く食べられなかったけれど、自分的にはかなり食べることができました」「来年は漁師みんなが海上安全で大漁を願っています」

 ご飯と汁を食べ続ける「おこもり」は夜遅くまで続き、来年の大漁と無病息災を祈っていた。