NY株1ドル高 祝日控え市場参加者減
25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は翌日の感謝祭による祝日を控え、市場参加者が少なく、ダウ平均株価はほぼ横ばいで取引を終えた。
25日のニューヨーク株式市場はヨーロッパ中央銀行が追加の金融緩和策をとるとの観測からヨーロッパ市場の株価が上昇した流れを受け、取引開始直後は買い注文が入った。一方で、中東情勢に対する懸念から前日まで上昇していた原油価格が一服したことから、エネルギー関連株などが売られた。しかし、アメリカは26日が感謝祭で祝日となるためすでに休暇に入っている市場参加者も多く、小幅な値動きにとどまった。
結局25日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前の日から1ドル20セント上げて、1万7813ドル39セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は13.33ポイント上がり、5116.14で終えた。