NY株125ドル高 終値1万6510ドル
21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、先週の「利上げ見送り」を受けて大幅に下がった銘柄を中心に買いが強まり、ダウ平均株価は前週末比125ドル61セント高の1万6510ドル19セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は1.73ポイント高の4828.95だった。
この日は、17日の「利上げ見送り」を受けて大幅に値を下げた銘柄を中心に買う動きが強まり、上げ幅は一時、200ドルに迫った。また、この日は、中国やヨーロッパ主要国の株式相場が上向いたことに加え、原油の先物相場が上昇したことも好感し、買いにつながった。
一方、アメリカの8月の中古住宅の販売件数は前月比5%近く減少したが、市場関係者によると、「長期的には、住宅市場は回復傾向にあるため、相場への影響は限られた」という。