福島でカラス大量死 鳥インフル陰性反応も
福島県鏡石町の農業高校の敷地の周辺でカラスが大量に死んでいるのが見つかり、福島県が原因を調べている。
カラスの死骸が見つかったのは、鏡石町の岩瀬農業高校の周辺で、23日は県の担当者が現地調査に入った。
学校の周辺では、21日から22日にかけ、75羽のカラスの死骸が見つかり、県が、このうちの9羽について、鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ、いずれも「陰性」だった。
23日の調査でも新たに数羽の死骸が見つかり、県は、環境省のマニュアルに基づいて、国立環境研究所に検体を送り、遺伝子検査をするとともに、獣医師などとも相談して、原因を調べることにしている。