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辺野古移設裁判 国「判決を」県「反論を」

2016年1月8日 15:43

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、国が沖縄県を訴えた裁判の第2回口頭弁論が8日に開かれ、国と県の双方がそれぞれの主張を繰り広げた。

 この裁判は、辺野古の海の埋め立て承認を翁長知事が取り消したのは違法だとして、国が知事に代わって取り消し処分を撤回する「代執行」を求めて県を訴えたもので、2回目となる口頭弁論は8日午後、福岡高等裁判所那覇支部で開かれた。

 法廷では国側が証人尋問などは行わず、速やかに審理を終結させて判決を出すよう求めたのに対し、沖縄県側は必要な反論の機会を保障するよう求めた。

 次回3回目の口頭弁論は今月29日に行われる予定。