東京五輪エンブレム 最終候補4作品が決定
2020年東京オリンピック・パラリンピックの新しいエンブレムの3次審査が行われ、9日、最終候補作品が4点に絞り込まれた。
エンブレム委員会・宮田亮平委員長「どれもときめきを感じる作品ばかりで、どれを選べばいいのか大変苦労いたしました。4つがそれぞれの違いがしっかりとあって、とてもすがすがしい感じがして、うれしく思っています」
新しいエンブレムには去年、1万4599作品の応募があり、7日から3次審査が行われていたが、9日、4点の最終候補作品が決まった。4作品のデザインは明らかにされなかったが、宮田委員長は「非常に躍動感のあるもの、力強いもの、美しいもの、心ときめくもの、本当に甲乙つけがたい素晴らしい作品なので、楽しみに待っていてほしい」と作品の印象を述べた。
エンブレム委員・杉山愛さん「みんなでエネルギーと知恵を振り絞りながら、いい作品が選ばれたと思います」
エンブレム委員・王貞治さん「みなさんに喜んでもらえるようなものが、候補として選ばれたと思います」
組織委員会は、最終候補作品を商標登録した上で4月頃に公開し、ホームページでそれぞれの作品に対する意見を広く求めることにしているが、その国民の意見をどのように選考に反映していくかについては、引き続き議論することになった。
新しいエンブレムは、今年の春には決まる予定。