エンブレム“国民投票”断念 意見公募実施
2020年東京オリンピック・パラリンピックの新しいエンブレムについて、組織委員会は8日、選考過程に「国民投票」を取り入れることを断念した。
新しいエンブレムの応募は7日に締め切られ、国内外から1万4599件の作品が寄せられた。応募代表者の最高齢は107歳で、グループ応募の中には0歳も含まれていたという。
また、選考過程で「国民投票」を行うのは、1人1票を担保するのが難しいため断念することになった。その代わり、最終候補作品3~4点を商標登録した上で公表し、組織委員会のホームページで国民に広く意見を求めていくという。
応募作品の選考は今月15日から始まり、年内に100~200点に絞り込んだ上で、来年1月9日のエンブレム委員会で最終候補作品を決める予定。