インフルエンザ「全国で流行シーズン入り」
厚生労働省は15日、全国でインフルエンザの流行が始まったと発表した。流行開始は例年より遅い。
国立感染症研究所によると、今月10日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり2.02人だった。流行開始の目安である「1」を超えたため、厚生労働省は15日、「全国的にインフルエンザの流行シーズンに入った」と発表した。
流行開始が年明けになったのは9年ぶりで、気温や湿度の高さが、流行の遅れにつながったとみられる。
地域別では、沖縄県、秋田県、新潟県などで患者が多く、入院した人は、0歳から9歳と80歳以上が多くなっている。