東京都が「インフルエンザ流行開始」を宣言
東京都内でインフルエンザの流行が始まった。
東京都は14日、1月の第1週に都内の医療機関から報告を受けた患者の数が流行の目安を上回ったことから、インフルエンザの流行開始を宣言した。これは、去年より1か月半ほど遅いという。
一方、「全国的な流行開始」はまだ発表されておらず、国立感染症研究所によると、12月中に流行入りしないのは2006年以来だという。
厚生労働省は、気温が高く、乾燥していないため、インフルエンザウイルスが消滅しやすかった可能性があると分析しているが、「遅れているとはいえ、間もなく全国でも流行するので、油断せず、手洗いなどの徹底をしてほしい」と話している。