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厚労省が化血研に立ち入り検査 不正製造

2015年12月3日 17:29
厚労省が化血研に立ち入り検査 不正製造

 インフルエンザワクチンの3割を製造する熊本市の製薬メーカー「化血研(=化学及血清療法研究所)」が、国の承認を受けていない方法で医薬品を製造していた問題で、厚生労働省が3日午後、立ち入り検査に入った。

 熊本市にある化血研には3日午後1時、厚生労働省の職員が立ち入り検査に入った。化血研が約40年前から、国の承認とは異なる方法で血液製剤を作った上、国には虚偽の製造記録を提出していたことなどが2日に発表された第三者委員会の調査報告書でわかった。

 厚生労働省は、化血研が「長期間、不正を重ねてきた」ことを重くみて、近く、業務停止などの行政処分を行う方針。