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拉致被害者家族ら 国連担当者に協力要請

2016年1月19日 1:48
拉致被害者家族ら 国連担当者に協力要請

 北朝鮮による拉致被害者の家族らが、北朝鮮の人権問題を調査する国連の担当者と面会し、拉致問題の解決に向けた協力を求めた。

 拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や横田滋さん、早紀江さん夫妻らは、北朝鮮の人権問題を国連で担当しているマルズキ・ダルスマン氏と面会した。この中で拉致問題の解決に向けた協力を求めた。

 飯塚代表「国連、国際社会の後押しや圧力は、必ず北朝鮮にとって解決に向けての強いカードとなり、メッセージになると」

 横田早紀江さん「被害者が無事に帰れますように、国連で強くお力を発揮していただいて」

 ダルスマン氏は「拉致を実行した北朝鮮の責任を追及できるようにしていきたい」と述べた。

 また、ダルスマン氏は、加藤拉致問題担当相をはじめ政府の関係者とも面会しており、今回の訪日で得た情報は、国連人権理事会に提出する報告書に盛り込むことにしている。

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