日本における原子力規制が適切かどうかを評価するため来日していたＩＡＥＡ（＝国際原子力機関）の調査チームは原子力規制委員会について、「独立性、透明性が確保されている」とする報告書を公表した。

　一方で、「画一的な検査制度を改善すべき」と指摘したほか、電力事業者も含めて「安全文化の浸透を強化すべき」などと助言している。今後３か月をめどに正式な報告書をまとめる方針。