たたく、お漏らし放置…保育園で不適切保育
岡山県倉敷市の保育園で、保育士が園児の頭をたたいたり、突き飛ばすなどの不適切な保育を行っていたことが明らかになった。
不適切な保育を行っていたのは倉敷市茶屋町の「ちゃや保育園」。倉敷市によると、2歳児を担当していた20歳代と40歳代の2人の女性保育士が、複数の園児の頭をたたいたり、突き飛ばすなどした他、嫌いな給食を無理やり食べさせたり、お漏らしを放置するなどの行為を繰り返していたという。
去年11月、市に対し保護者から通報があったため調べていたところ、保育園は一旦否定したものの、今月に入り事実関係を認めたという。保育園では27日、保護者説明会を開き謝罪し、2人の保育士を担当から外している。
倉敷市では、現時点では虐待かどうかわからないが、行き過ぎた指導や不適切な保育があったとして来月2日に立ち入り調査を行うことになっている。