ツアーバスのシートベルト着用徹底を指導
長野県軽井沢町のスキーバス転落事故を受けて、警視庁は東京・新宿のバスターミナルをまわり、乗客のシートベルト着用を徹底するよう、ツアーバスの運転手たちを指導した。
15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故では、シートベルトを着用していなかった乗客が、車外に投げ出されるケースが多くみられたという。このため警視庁は29日夜、数多くのツアーバスが出発する新宿で、運転手に対し、全ての乗客にシートベルト着用を徹底するよう、指導した。
また、警視庁は29日、バスの業界団体に対し、着用徹底への協力を要請した。これから大学が春休みに入り、スキーツアーなどの乗客も増えることから、より一層の注意を呼びかけている。