40社点検2388件終了 杭打ち業界団体
杭(くい)工事のデータ流用が相次いで発覚している問題で、杭打ち会社の業界団体「コンクリートパイル建設技術協会」が19日午後、会見を行い、加盟40社が行っている点検は2割ほど終了したと発表した。
19日の会見では、旭化成建材を除く、杭打ち業界団体に加盟する40社全体で、点検予定の1万2000件のうち、19日までに2割に当たる2388件の点検が終了したことが公表された。
一方で、データ流用など不正があった件数については、「把握する立場にない」とし、旭化成建材やジャパンパイル以外にも流用があるかについても、「分からない」と述べるにとどまった。