トヨタ自動車、国内全工場で稼働停止
トヨタ自動車は、グループ会社で起きた爆発事故の影響で部品の調達に支障が出ているため、8日、国内全ての工場で稼働を停止している。影響台数は約8万台に上るとみられている。
先月、愛知県東海市の愛知製鋼で起きた爆発事故の影響で自動車部品の供給が滞ったことにより、トヨタ自動車は8日、部品工場も含めた国内全ての工場の稼働を停止した。国内全ての工場の稼働停止は東日本大震災以来5年ぶり。
トヨタ自動車は、部品工場については9日に稼働させる予定だが、自動車の組み立てライン国内4工場とグループ会社12工場の計16工場は、13日までの稼働停止を決めていて、影響台数は約8万台に上るとみられている。