台風7号 長崎市で工場倒壊、屋根が飛ぶ…
台風7号が最接近している九州を中心に大荒れの天気になっているほか、四国など西日本の広い範囲で大雨が続いている。
長崎県では3日午後4時現在、五島市の一部が風速25メートル以上の暴風域に入っている。最大瞬間風速は新上五島町頭ヶ島の42.2メートルをはじめ、3つの地点で観測史上最大を記録した。
各地で被害が確認されていて、長崎市の自動車整備工場が倒壊したり、アパートの屋根が半分飛ばされたりするなどした。また、男女2人が割れたガラスで軽いケガをしているという。
停電は約4万9800戸に上っている。
午後3時現在、836世帯1018人が自主的に避難していて、今後も厳重な警戒が必要。