羽田“米国便”昼開設なるか 日米航空交渉
羽田空港とアメリカを結ぶ路線の発着枠について協議する日米の航空交渉が、16日から始まった。アメリカ便を、昼間の時間帯に開設できるかが焦点となっている。
羽田空港では、現在、アメリカとの定期便は、夜間・早朝の時間帯の8往復のみで、昼間に発着する便はなく、就航先も、ロサンゼルスなどの西海岸やハワイに限られている。
16日から始まった日米両政府の交渉では、日本側の提案として、昼間の時間帯に新しく10往復開設して、夜間・早朝は2往復とし、1日12往復に増やすことを話し合う方針。
この提案について、アメリカと合意すれば、今年秋にも、羽田空港で新しい定期便が開設される見通しで、ニューヨークなどアメリカ東海岸への就航先の拡大も期待されている。
交渉は、17日も続けられる予定。