伊勢志摩サミットに向け、公園でテロ訓練
今年5月に開催される伊勢志摩サミットを前に警視庁は17日、テロリストが公園にサリンを置いたという想定でテロ対策訓練を行った。
訓練は、東京の都立小金井公園で来園者を装ったテロリストが、サリンが入ったペットボトルを置いて逃げたという想定で行われ、地元住民など約80人が参加した。
通報で駆けつけた警察官らが、サリンを吸った来園者を救助すると同時に、警戒区域を設定し、防護服を着た隊員らがサリンを回収した。
5月の伊勢志摩サミットを前に、警視庁は訓練などを通じて、「ソフトターゲット」と呼ばれる不特定多数の人が集まる民間施設でのテロ対処能力を強化していく考え。