今月２８日に開催される「東京マラソン」を前に、警視庁は１９日、重武装したテロリストを想定した対策訓練を行った。

　訓練は、都庁前の東京マラソンのスタート会場に機関銃を持ったテロリスト２人が侵入し、化学兵器と爆弾を投げ込んだとの想定で行われ、警察犬などが犯人を制圧したあと、爆発物処理班が爆弾などを撤去した。

　ボストンマラソンのテロ事件やフランス・パリでの連続テロなど、世界各地で「ソフトターゲット」と呼ばれる大勢の人が集まる場所が狙われていることから、警視庁は、官民一体でテロ対策を進めている。