５月の伊勢志摩サミットを控え、警視庁は１４日、公民館にテロリストが侵入したとの想定で訓練を行った。

　東京・北区で行われた訓練は、警視庁の銃器対策部隊や高校生ら約２５０人が参加して、公民館にテロリストが銃を乱射しながら侵入した想定をして行われた。公民館で高校生らが研修中にテロリストが侵入し、逃げ遅れた生徒らを人質にとったが、銃器対策部隊などが制圧した。

　警視庁は約２か月後に迫った伊勢志摩サミットに向け、官民一体の連携を強化し、人が多く集まる施設でのテロ対策を進めている。