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バス事故受け、事業者“再許可”厳格化へ

2016年3月18日 20:04

 15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバス事故を受け、国土交通省は、重大な事故を起こすなどして許可を取り消された事業者が、再び許可を取得する際の要件を厳格化する方針を決めた。

 国土交通省は先月、事故を起こしたバスを運行していた「イーエスピー」の事業許可を取り消すとともに、運行管理者の男性社員の資格を失効処分とした。

 しかし、現行の制度では2年たてば許可や資格の再取得が可能で、悪質な事業者の排除には不十分との指摘があることから、国土交通省は、この期間を延ばすなど、再取得の要件を厳格化する方針を決めた。

 また、国交省は、新規参入を許可する要件を厳しくするほか、現在は、一度取得すれば無期限で有効となっている事業許可について、一定期間ごとに体制などをチェックする更新制とすることを検討している。