御柱祭2日目 見せ場の「木落し」に歓声も
数えで7年に1度開かれる長野・諏訪大社の御柱祭は2日目を迎え、上社山出しの見せ場「木落し」が行われている。
茅野市宮川の木落し坂の上に姿を現した「本宮一之御柱」は、諏訪大社上社の8本の御柱のうち周囲が3メートル35センチと最も太い柱。
3日午前9時、予定通り木落しが始まり、上社の御柱だけに付けられる「めどでこ」と呼ばれる柱と御柱本体に合わせて30人を超える氏子が乗って27度の傾斜を地響きとともに豪快に駆け下りた。無事、坂を下ると見守っていた大勢の氏子から大きな歓声が上がっていた。
3日は5本の御柱の木落しが予定され、午後には雪解け水が流れる川を渡る「川越し」が行われる。