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今度は長崎市…ザトウクジラ打ち上げられる

2016年4月8日 19:26
今度は長崎市…ザトウクジラ打ち上げられる

 8日午前、長崎市の海岸で体長7メートルの「ザトウクジラ」が打ち上げられているのが見つかった。

 砂浜に打ち上げられた体長約7メートルのクジラは胸ビレが特徴のザトウクジラで、見つかったのは長崎市大籠町の海岸。8日午前7時半頃、近くを通りかかった男性が発見した。長崎大学が調べたところ、1歳から2歳のメスで、死んでから2、3日経過しているとみられている。親からはぐれ浅瀬に迷い込んだ可能性があるという。

 近くの住民「『クジラが漂着しているから見にいかんば』(と言われた)」「20年以上漁師をしているが1回も聞いたことがない」

 長崎大学大学院、水産学部海棲哺乳類研究室・塩崎彬さん「長崎付近の海でこれ(ザトウクジラ)がいるというのもあまり聞かない話なので、珍しい現象だと思う」

 今月4日、熊本県天草市で体長約8メートルのクジラが定置網にかかり死んでいるのが見つかっている。

 塩崎彬さん「(熊本で見つかったクジラと)何かしら関係はあると思う。その辺を調べたい」

 打ち上げられたザトウクジラは今後、必要な部位を長崎大学が研究資料として引き取り、その他の部位は長崎県が処分する。

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