火山活動の影響で一部区間に限って運行していた神奈川県の「箱根ロープウェイ」が、およそ１年ぶりに大涌谷駅までの運転を再開した。

　「箱根ロープウェイ」は火山活動の影響で、「桃源台駅」と「姥子駅」の間に限って運行されていた。しかし、火山ガスの濃度が下がってきたことなどから、２３日から「大涌谷駅」までの運転が再開された。

　大涌谷駅周辺は、立ち入り規制が続いているため、駅舎の外にでることはできない。また、全ての駅に救護室が設置されたり、火山ガスから口や鼻を守るため、乗客にウエットおしぼりが配られるなど安全対策が講じられている。