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羽田-米国便 全日空4往復、日航2往復に

2016年4月25日 20:55

 10月から運航開始が見込まれる羽田からアメリカへの昼間の時間帯を含む1日6往復の発着枠について、国土交通省は、全日空に4往復、日本航空に2往復を配分する方針を決めた。

 昼間の時間帯に羽田空港を発着するアメリカ路線はこれまでなかったが、今年2月の日米航空交渉で、発着枠を新設することに合意していた。この昼間の発着枠を含む日本側が持つ6往復分について国土交通省は、全日空に4往復、日本航空には2往復を配分する方針を決めた。

 国交省はこれまで、両社に昼間の2往復ずつを配分することを決めた上で、昼間1往復と深夜早朝1往復の残り2往復の配分先を検討していたが、日本航空は過去に経営破綻し公的支援を受けていることなどを考慮し、残り2往復とも全日空への配分することを決めた形。

 今回の配分で全日空は「ドル箱路線」とされるアメリカ路線の昼間の発着枠5往復のうち3往復を得ることになる。石井国土交通大臣は26日、この配分決定について発表する予定。

 新規発着枠は10月末からの運航開始が見込まれているが、昼間の発着が可能になることで、ニューヨークなどアメリカ東海岸への新規路線が期待されている。

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