女性に人気!“ヒツジブーム”再燃のワケ
4月29日は「429(ようにく)」の語呂合わせで、羊肉の日。実は今、女性を中心に羊肉が再びブームとなっているのだとか。というわけで、新しい羊肉の食べ方を奥村莉子ちゃんがリサーチ!
■ブーム再燃の地は
約10年前、北海道から押し寄せたジンギスカンブーム。当時、東京の人気店ではめったに予約がとれないほどでした。そして今、再びその人気に再燃のウワサが…。というわけでウワサの発信源、東京の神田・上野界隈へ向かいました。
調べてみると、神田・上野界隈で羊肉を出すお店は、なんと60軒以上。しかもここ4年間で新規出店したのが27軒もあるんです。なぜ、神田・上野で羊肉を扱う店が増えているのでしょうか?
■中国“ふるさとの味”がきっかけに
そのきっかけを作ったのが、16年前から営業している中国東北地方の郷土料理店“味坊”。オイスターソースなどでいためた羊肉が入った焼きそばや、羊肉を具にした水餃子がありました。開店当初、客の大半はふるさとの味を求める中国人だったそうですが、今は日本人が集まってくるのだとか。
神田上野界隈では4年間で27軒も増えたそうですが、日本人客をターゲットに、新たに出来たお店にはどんな特徴があるのでしょうか?
■女性人気のヒミツは?
去年の11月にオープンした“喜羊門”。人気を支えているのは実は、“ヒツジ女子”だとか。莉子ちゃんが思わず「すごい!」と声を漏らしたこの店の看板商品は、羊のモモに当たる部分をどどーんと丸焼きにしたワイルドなひと品。そして、このメニューを求めてやってくるお客さんの7割以上がなんと女性なんです。焼いたお肉は、唐辛子やクミンなどの真っ赤なスパイスにつけて食べるのがオススメとのこと。
羊肉は、牛や豚など他の肉に比べ比較的脂肪分が少ないことから、“ヒツジ女子”に支持されているのだとか。今、羊肉は中華だけでなく、イタリアンやステーキなど、色々なお店で注目しているそうですよ。