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今後の地震見通し「非常に難しい」~気象庁

2016年4月28日 20:10

 熊本地震の一連の活動では体に感じる地震がこれまでに1000回以上発生している。気象庁は28日の会見で当初に比べて地震の発生頻度は低くなっているものの今後の見通しを示すのは非常に難しいと述べた。

 熊本地震の発生から28日で2週間。気象庁の観測によると、震度1以上の体に感じる地震は28日午後4時までに1009回発生している。また28日も、熊本県では震度4の地震を観測するなど、熊本県から大分県にかけては活発な地震活動が続いている。

 気象庁は午後の記者会見で地震の発生頻度は当初に比べて低くなっていることを明らかにした。しかし熊本地震の活動は過去の地震と比較できないほど活発で、今後の見通しを示すのは非常に難しいと述べた。その上で当分の間は震度6弱程度の激しい揺れをともなう地震に警戒するよう呼びかけている。