由布院駅の補修工事終わり久大本線運転再開
29日の地震で被害を受けた大分県由布市のJR由布院駅で補修工事が終わり、一部で運転見合わせとなっていた久大本線は30日の始発から運転が再開された。
29日午後3時過ぎ、大分県中部を震源とする地震で震度5強を観測した由布市では、JR由布院駅の窓ガラスが割れ、構内が立ち入り禁止となっていた。窓ガラスの割れた部分には、ビニールシートを張るなどして対策がとられた。
また、地震の影響で運転見合わせとなっていた久大本線の向之原-豊後森間では、点検の結果、異常は確認されず、30日の始発から運転が再開された。
大型連休初日の地震で観光復活に水を差された格好だが、関係者は「地震が一刻も早く収束し、観光客に来てもらいたい」と話していた。