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ジカ熱の国内発生を防げ“蚊対策”呼びかけ

2016年5月10日 20:44
ジカ熱の国内発生を防げ“蚊対策”呼びかけ

 蚊が発生し始める時期を迎え、厚生労働省は、ジカ熱の国内での発生を防ぐため、蚊への対策を行うよう呼びかけた。

 塩崎厚労相「厚労省としては自治体などと連携して蚊の駆除などの対策につとめている」

 ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、中南米で感染した人が帰国後に発熱するなどの例が報告されているが、日本国内では発生していない。

 厚労省は、ジカ熱の国内での感染を防ぐため、蚊の幼虫が発生しないよう側溝や植木鉢の受け皿の水を取り除くことや、蚊が多い場所で肌を露出しないこと、ジカ熱の流行地域から帰国した人は国内でも蚊にさされないよう注意することなどを呼びかけている。

 また、政府は「蚊の対策」を呼びかける標語を今月15日まで募集していて、選ばれた人には殺虫剤などのセットが贈られる。