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ジカ熱と小頭症の関連、可能性高まる

2016年3月9日 7:02
ジカ熱と小頭症の関連、可能性高まる

 WHO(=世界保健機関)は8日、感染症のジカ熱が小頭症などに関連している可能性が高まったと発表し、妊婦に対して感染地域に渡航しないよう勧告した。

 南米を中心に感染が広がっているジカ熱を巡っては、感染した妊婦から小頭症の子どもが生まれたケースが報告されていて、関連性が指摘されていた。これについてWHOは8日、研究の結果、ジカ熱が小頭症などの胎児の異常に関係している可能性が高いと発表した。ウイルスは妊婦の羊水から検出されていて、胎盤を通じて胎児の脳に影響を及ぼすと結論付けられるという。

 最終的な結論には更なる研究が必要としているが、WHOは妊婦に対して、感染地域に渡航しないよう勧告した。