両陛下 熊本・南阿蘇村で被災者のお見舞い
天皇皇后両陛下は地震の被災者を見舞うため、現在、熊本県南阿蘇村を訪問されている。
天皇皇后両陛下は、熊本地震の被災地を見舞うため19日午前、羽田空港を民間のチャーター機で出発された。昼過ぎに熊本空港に到着した両陛下は、蒲島熊本県知事から被災状況などの説明を受け、その後、自衛隊のヘリコプターで阿蘇大橋が崩落した現場などを上空から視察し、午後1時すぎ、南阿蘇村に到着された。
村長から被災状況を聞いた後、現在も212人が避難している南阿蘇中学校の体育館を訪れた両陛下は、20分以上かけて避難しているほぼ全員に対し「いかがですか、よくご無事でいらして」などと1人1人に膝をついて声をかけて回られた。
両陛下はこの後、益城町に移動して避難所を見舞い19日夜、東京に戻られる予定。