舛添知事“一刻も早く調査結果を”繰り返す
東京都の舛添知事は政治資金などの問題について、27日の会見でも詳しい説明を避けた上で、「自分としても弁護士に一刻も早く調査結果を出してもらいたい」と繰り返した。
舛添知事は、外部の弁護士に問題の調査を依頼していることを明らかにしているが、27日の会見で自ら説明しないことについて「説明を先延ばしにしているのでは」と指摘されると、「厳正な目で見ていただいた方が都民に説明できる」と釈明した。
舛添都知事「私は今信頼を失っていますから、私がこう言っても『またウソを言っているだろう』とおっしゃられる可能性があると思います。本当に一刻も早く(調査結果を)と、私が一番誰よりも思っている」
また、今年4月までの約1年の間に国内で行った54回の視察のうち、7割以上に当たる39回が美術館や博物館の視察で、『視察と称して趣味の美術鑑賞を行っているのではないか』と指摘されていることについては、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての文化振興のためと説明した上で、「今後は改めたい」とした。