翁長知事、米軍の対策実効性に疑問を呈す
沖縄で元アメリカ海兵隊員で軍属の男が女性の死体遺棄容疑で逮捕された事件を受け、沖縄駐留のアメリカ軍は全ての兵士と軍属に基地の外での飲酒を禁止することなどを決めた。
これは、沖縄駐留のアメリカ軍トップのニコルソン中将が会見して、明らかにした。来月24日までの間沖縄に駐留するすべての兵士と軍属を対象に、外出した際は午前0時までに基地へ戻ることや基地の外での飲酒を禁止するという。
この事件を巡っては沖縄県などが実効性のある再発防止策を強く求めていた。
「これまで何十年間、何百回も綱紀粛正、再犯防止と聞かされてきましたが、それに応えるということはなかったと、総理にも申し上げました」-翁長知事は記者団にこのように述べ、アメリカ軍の対策の実効性に疑問を呈した。