利根川流域1都5県 10%の取水制限へ
首都圏の水がめ、利根川水系のダムの貯水率が低下していることを受けて、流域の1都5県は16日から10%の取水制限を行うことを決めた。
利根川の水を利用する流域の1都5県の担当者などが集まった14日の渇水対策会議では、これまでに経験したことがない非常に厳しい状況だとして、16日から10%の取水制限を行うことを決めた。
利根川上流にある8つのダムの貯水率は13日時点で37%と平年の半分以下にとどまり、この時期としては1992年以降、最も少なくなっている。ただちに断水したり、給水に影響したりすることはないが、国や自治体はより一層、節水への協力を呼びかけることにしている。