利根川 3年ぶりに10%の取水制限始まる
関東で水不足が深刻化していることを受けて、16日から利根川で10%の取水制限が始まった。
埼玉県行田市の利根大堰では午前9時に、利根川からの取る水の量を10%減らす作業を行った。ここで取った水は、東京や埼玉などの飲料水としても利用されている。利根川での取水制限は3年ぶりだが、10%の取水制限では一般家庭への影響はないという。
一方、東京都庁では、ポスターを掲示して都民への節水呼びかけを始めている。関東地方整備局によると利根川上流の8つのダムの貯水率は、16日午前9時の段階で38%で、今後さらに取水制限を強化することもあるとしている。