関東で水不足が深刻化していることを受けて、１６日から利根川で取水制限が始まった。

　埼玉県行田市の利根大堰では１６日朝、利根川から取る水の量を１０％減らす作業を行った。利根川での取水制限は３年ぶり。

　利根川上流にある矢木沢ダムの貯水率は現在１０％まで低下し、利根川上流の８つのダム合わせての貯水率も３８％で、関東地方整備局は、今後の降水の状況によっては取水制限を強化することもあるとして、節水を呼びかけている。