海兵隊撤退を きょう沖縄で大規模県民大会
沖縄で20歳の女性を暴行し殺害したとして、元アメリカ海兵隊員の男が逮捕された事件をうけ、沖縄では19日、被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める大規模な県民大会が開かれる。
翁長沖縄県知事の県政与党などでつくる「オール沖縄会議」が主催するこの大会は、19日午後2時から那覇市の公園で開かれる。
大会では、日米両政府に対し、被害者遺族への謝罪と補償に加え、アメリカ軍普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設の断念、海兵隊の沖縄からの撤退と日米地位協定の抜本改定などを求める決議が採択される予定。
また、主催者は、亡くなった女性に哀悼の意を示すため、黒い物を身につけるよう呼びかけている。
県政野党の自民党などが参加を見送り、超党派での開催にはならなかったが、これまでで最大規模の抗議集会となる見通し。